習慣化するのに、強い意志は不要

どうもSuです。

習慣化って難しいですよね。

「絶対明日は、ダイエットをするために、毎日歩く!」みたいな目標を立てても
「今日は寒いから、布団から出たくないなぁ。明日にしよう」なんて話はいうことは良くあることです。

私も習慣化することは、とても苦手でした。

周りの人を見ていると、簡単に習慣化に成功していて、「あぁ、習慣化できる人とできない人がいて、自分はできない側なのだな」なんて悲観していました。

しかし、そんな自分でも習慣化できたことが過去にあったので、よくよくその時の状況を思い返してみたところ、習慣化に役立つ方法が見えてきました。

結論: 習慣化するためのアイディアとは

結論としては、

考える前に動く!

です。

「何を馬鹿なことを。。。」とおっしゃるかもしれませんが、自分の場合は、コレが結構効果がありました。

私は、健康寿命を延ばすために、毎朝1時間のウォーキングをしているのですが、毎朝4時~5時に起きる必要があります。冬の季節は朝はとても寒く、布団から出るのがとても億劫です。

そんな中で、実践したのが、この「考える前に動く」です。

習慣化できていない場合の思考と行動の流れ

  • 朝、アラームで目が覚める
  • 「今、何時だろう?」と時計を見る
  • 「あ、4時か」と思う
  • 「なんか寒いし、眠いなぁ」と思う
  • 「今日は歩かなくてもいいかな」と思う
  • アラームを止めて、2度寝する
  • 6時に起きて、「あぁ、朝のウォーキングできなかった」と後悔する

やりたい行動ができない場合はこのような思考と行動になります。
これでは習慣化できるはずがありません。

習慣化できている場合の思考と行動の流れ

  • 朝目が覚める
  • 布団を蹴飛ばして、起き上がる
  • 洗面所で顔を洗う
  • ウォーキングの準備をする
  • ウォーキングに出る

以上です。違いが分かりましたでしょうか?

思考という名の行動を妨げるステップを排除する

人間の思考というのは、不思議なもので、負の思考が先に来てしまうと、その先の行動に結びつかないことが多いと感じます。楽な方に流されやすいのも特徴のようです。

私の場合も、思考が邪魔をしてしまって、その後のやりたい行動につながりませんでした。
思考を排除することで、邪魔な行動(この場合は、2度寝してします)をしづらくして、やりたい行動(朝起きてウォーキングする)をしやすくしています。

やりたい行動はやりやすく、やりたくない行動はやりにくく

ジョンはどうしてもタバコがやめられなかったが、今度こそ禁煙しようと決意した。ここ10年で17回目の結審だった。

ここで、タバコが手に入りやすい状況に身を置きつづければ、吸いたいという衝動に抗うために途方もない意志の力が必要になる。

「最後までやりきる力」 ‐ 「医師の力を節約するスイッチ」

ただ単に考える前に行動するだけではうまくいかなかったと思います。
「起きることには成功したけど、結局布団に戻って寝てしまった」ということがあったからです。
「最後までやりきる力」という本の中では、やりたい行動とその行動を邪魔する環境を整理して、

邪魔する行動がしづらい環境を整える

というノウハウが書かれていました。

例えば、ウォーキングであれば、以下のように環境を整えておくことで、「面倒になってきたから、今日はやめようかな」という思考を防ぎ、やりたい行動を簡単にできるようにするということです。

  • ウォーキング用の服を準備しておいて、すぐに着れるようにしておく
  • ウォーキングで必要なイヤホン、ネックウォーマー、ハンカチ、ティッシュ、飲み物などはポーチに入れておいて、すぐに着用できるようにしておく
  • 玄関の床にポーチ、アウター、家の鍵などを置いておいて、すぐに出れるようにする
  • 靴は玄関の外側を向け、靴紐などは緩めて履きやすくしておく(最終的に靴紐がないタイプの靴を購入しました)

という感じです。

最後に

習慣化は大きな力です。ただ、習慣化に意志の力だけで太刀打ちするのは無理があります。
環境を整えるということは習慣化の第一歩だと思いますので、自分に合った環境を整えて、ぜひ習慣化を成功させましょう!

今日紹介した本「最後までやりきる力」には、他にもノウハウが書かれていますので、興味があれば、手にとって見ていただくと良いかもしれません。


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