【仮想通貨】新しいWeb3の時代!あなたが情報を提供するだけで稼げる時代が来る!?LBS Chainについて解説!

こんにちわ Suです!

Web3の新しい時代が到来するかもしれない「LBS Chain」について、資料が公開されました!

今後ますます活発になっていくだろう「LBS Chain」についてしっかりと理解していきましょう!

この記事は、「LBS Chain」について私が理解した内容をざっくりまとめた内容になりますので、詳細が気になる方はLBS Chain(日本語版)を見てくださいね。

LBS Chainってなに?

Location Based Service Chainのことです。

世界初の位置情報を基盤とするブロックチェーンのことですね。Googleなどは位置情報を活用した様々なサービスを提供していますが、その位置情報データをブロックチェーンで管理、活用していこうぜってことです。

LBS Chainの思想は?

位置情報を簡単に利用できる基盤を作ることのようです。

ブロックチェーンがさらなる進化を遂げるためには、ブロックチェーン技術が私たちの日常に入り込んでいかないといけないと説明されています。そのための位置情報であり、dAppsなのですね。

LBS Chainは何をしようとしているの?

位置情報データを提供しているユーザに還元を!

位置情報はその莫大な価値があるにも関わらずデータ提供をしているユーザに還元がなされていません。LBS Chainを基盤にすることで、データを提供するユーザに適切な利益が得られるような仕組みを作ることを目指しているようです。

もちろん、プライバシーに配慮した情報に変換した上でLBS Chainにデータを記録することは必須条件でしょう。

ユーザは自分の位置情報をLBS Chainに提供することで、仮想通貨をもらうなど利益を得ることができるのだと思います。

位置情報データを管理したdApps作成を容易にしよう

ユーザから提供された位置情報データを簡単に利用できるようにすることで、dApps開発者は位置情報を使ったサービスを簡単に作ることができます。

開発者や企業は、位置情報を1から集める必要がなくなり、Web2と同様にWeb3でも位置情報を使ったサービスがますます増えていくことになると思います。

ユーザが位置情報を提供するだけでお金が稼げる未来が作れれば、より位置情報データが集まりやすくなると思います。

LBS Dataでのプライバシー情報はどうなるの?

LBSデータでは、DID(分散型識別子(Decentralized Identifier、DID))というただの識別子で個人を管理することになります。そのため、DIDから誰かを判断することはできません

DIDを使い、位置情報をブロックチェーンに記録することで、プライバシーを守り、かつ、信頼性の高いデータを提供することが可能になります。

LBS Chain 基盤を作っているのは誰?

Metalabという2020年に香港で設立されたWeb3企業です。

Metalabは、人気のあるWeb3ゲーム「Yuliverse」を提供しており、これは位置情報を活用したメタバースゲームです。このゲームは、Web3版のポケモンGOとして称賛され、世界中で140,000人以上のオンチェーンアクティブユーザーを誇っています。

LBS Chainの構想イメージ

アプリケーション、インフラ、基本サービスなど様々なレイヤーで活用されるのがLBS Chainという基盤のようです。

※https://lbs-chain.gitbook.io/officialdocs/dive-into-the-lbs-chain/why-lbs-chain#2-1-leading-lbs-technology-reserve を引用

LBS Chainを使うアプリ開発者には報酬を!

LBS Chainを利用したdAppsの開発者は、DAUに基づいて報酬を獲得できるようです。

現状メインのdAppsはYuliverseのみなので、早期に開発ができれば、大きな報酬を得ることができるかもしれません。(私も開発してみたいですが、技術力がありません^^;

ちなみに、開発者にはとてもありがたいSDKやAPIが提供されるとのことなので、より開発しやすい基盤ができることが想像できます。

位置情報+行動で価値を数倍に!

LBS Chainでは、位置情報だけでなく「そこで何をしたか」を加えることで商業的価値が何倍にもなると考えられているようです。もちろんDIDに紐づく情報として記録されているだけなので、基本的には「行動したのは具体的に誰なのか?」までは分かりません。

行動データは価値の宝庫です。

行動データまで把握できれば、利用したい企業は後を絶たないでしょう。

今までは、位置情報・行動データを持っている企業だけが儲けていましたが、これからはそれらのデータはDIDに紐づく所有者がいて、かつ、データ提供しているユーザには還元がなされていく未来が見えてきます。

まさに、行動ToEarnです

Web2がまだまだ世界を締めている現状で、このような位置情報・行動情報を参照できる基盤ができれば、Web3へ参入してくる企業も増えてくるでしょう。

つまり、Web3の時代を作り上げる基盤を作っているのだと私は思います。

LBS Chainのエコシステム

この例が分かりやすいです。

ユーザからデータを集め、データを使ったアプリを開発、分析、ラベリングを行い、dAppsに提供する。dAppsからはさらなるデータを集め、それらはループする。

LBS Chainが儲けるだけではなく、データを提供しているユーザ、アプリの開発者への報酬も発生するエコシステムです。

※https://lbs-chain.gitbook.io/lbs-chain-dokyumento/lbs-yan-jiu-shi/lbsdta#3lbsdtanofuraihoru を引用

LBS Chainの実験

いくつか実験的な構想が書かれています。その中で私が気になった実験を紹介します。

本人認証

今の本人認証は、スマホに送った数字を入力して認証したり、複数の画像からバスの画像を選択して認証したりと様々です。

位置情報や行動履歴に基づいて認証する方式は、アイディアとしては面白そうですね。

例えばボットにはできない「40歩ほど歩いて戻ってきてください」とかそういう認証方法も出てくるのでしょうか?(笑)

AI 世論管理

コメントや気分、行動などをAIによって分析することで、特定地域で何かが起こっていることを把握するような仕組みと私は理解しました。

ジャーナリストが面白い記事を探すのに活用したり、イベントを行った時の状況を把握するのに使ったり、大衆の状況を把握する仕組みはいろいろ活用方法があって面白そうだなと思いました。

災害時の位置情報確認も良いかもしれませんし、災害対策シュミレーションをやってもいいですね。

LBS Chainでユーザはどうやって稼ぐのか?

LBSノード: ノードを提供することで稼ぐ

物理サーバを提供し、ノードを立てることで、報酬を得ることができます。コンピュータリソースの提供なので、これは個人では難しい印象ですね。

LBSハンター: LBSデータの整理や検証をすることで稼ぐ

LBS Chainに記録する元となるデータはただのデータです。それだけでは価値が生まれません。

それらのデータを整理・ラベリングすることで価値が生まれます。そのため、データに価値を持たせる作業をしてくれる人が必須であり、そのようなタスクをこなしてくれる人を「LBSハンター」と呼ぶようです。

タスクの正確性については、ユーザ間での承認システムを採用するようで、承認されればLBS Chainに記録されるようですね。逆に承認されない場合は、LBSハンターとしての信用スコアが下がり、ペナルティが発生すると書いてあります。

一応、試算では1日1時間の作業で2ドル以上稼げるらしいです。面白い仕組みですね。

LBSのdApps開発で稼ぐ

dAppsを開発すれば、DAU(デイリーアクティブユーザ)に基づいて報酬を受け取ることができるようです。現在、対象アプリはYuliverseくらいしかなさそうなので、アプリ開発ができる方はこちらもありだと思います。

LBS データ提供で稼ぐ

最初にもお話しした通り、多くのユーザは自分の位置情報や行動情報を提供して稼ぐ仕組みになりそうですね。具体的なやり方や報酬内容は今後明らかになっていくでしょう。

一番近いLBS Chainのイベントは?

2023年中にテストネットをローンチする予定のようですね。テストネットはエアドロがあるかもしれないので、チェックしておくと良いかもしれないですね!

Yuliverseユーザは特別なエアドロップがある!?

Yuliverseは既に2億以上のLBSデータを提供しているようで、Yuliverseユーザには特別エアドロがあるようです。期待しましょう!

最後に

LBS Chainはまだまだ情報が少ないです。今後新しい情報が出たら、また記事を書きたいと思いますので、私のTwitter(SurikuY)をフォローして、情報収集しちゃってください。

個人的にはLBS Chainには大きな期待を持っています。

これからのWeb3の基盤の1つになっていくと思いますので、ますます目が離せないですね。一緒にしっかり情報収集をして、時代の変革を体験していきましょう!

LBS Chain以外では、Yuliverseについてたくさん記事を書いていますので、ご興味あればこちらもぜひどうぞ!

https://books-engineer.com/category/yuliverse/

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